数多くのスマートウォッチを世界中にリリースしてきたAmazfit(アマズフィット)から、2025年9月12日(金)に同ブランドの最新モデルとして『Amazfit T-Rex 3 Pro』が発売されます。
想定小売価格は59,900円(税込)。なお、ブラックゴールド色は10月3日(金)のリリース予定です。
アウトドアや登山を本格的に楽しむ人向けに進化したタフネスGPSスマートウォッチです。2024年10月に発売した「Amazfit T-Rex 3」の上位互換モデルとなります。
内蔵スピーカー&マイクによる通話やAI音声アシスタント「Zepp Flow」による操作、180種類以上のスポーツモードや健康管理、そしてYAMAPやヤマレコとの連携にも対応。まさに「プロ仕様」の名にふさわしい、アウトドア愛好者必携の一台に仕上がっています。
こんな方におすすめ!
- 登山やトレイルランなどアウトドアで本格的に活動する方
- スキーやダイビングなど多彩なアクティビティを楽しむ方
- スマートウォッチにデザイン性と頑丈さを求める方
今回、提携先より本製品(タクティカルブラック色)を提供していただいたので、実際に使って感じた「良かった点・悪かった点」をレビューしていきます。
▼YouTubeにショート動画を投稿しました!使用感はこちらでもご確認いただけます。
『Amazfit T-Rex 3 Pro』のスペック・仕様
| ブランド | Amazfit(アマズフィット) |
| モデル名 | Amazfit T-Rex 3 Pro(アマズフィット ティーレックス スリー プロ) |
| カラー | タクティカルブラック、ブラックゴールド |
| 画面サイズ | 1.5インチ AMOLED |
| 解像度/PPI | 480×480 / 332ppi |
| ピーク輝度 | 3,000nit |
| 内蔵センサー | ・健康:BioTrackerTM 6.0 PPG 生体センサー (5PD + 2LED) ・動作・移動:3軸加速度センサー, 3軸ジャイロスコープ, 温度センサー, 環境光センサー, 地磁気センサー, 気圧センサー |
| 通信規格 | Bluetooth 5.2 BLE、Wi-Fi (2.4GHz) |
| 位置測位 | GPS, GLONASS, Galileo, BDS, QZSS, NavIC |
| 防水規格 | 10ATM |
| 耐衝撃規格 | MIL-STD-810G |
| 搭載OS | Zepp OS 5.0 |
| 対応OS | Android 7.0 以上, iOS 14.0 以上 |
| 対応アプリ | Zepp |
| 懐中電灯 | 搭載(最高300ルクス) |
| マイク | 搭載 |
| スピーカー | 搭載 |
| 音声通話 | 対応 |
| 内蔵ストレージ | 32GB |
| サイズ | 48×48×14mm |
| 重量 | ・公称値:74.5g (ストラップ込み) ・実測値:75.0g (ストラップ込み) |
| タッチスクリーン | サファイアガラス |
| ボディ素材 | ・ベゼル:チタン合金(グレード5) ・フレーム:合成樹脂 |
| ストラップ素材 | 液体シリコン |
| ストラップ幅 | 22mm |
| 手首周りの長さ | 145mm~210mm |
| ストラップ仕様 | クラシックピンバックル |
| バッテリー容量 | 700mAh |
| バッテリー持続時間 | 最大26.6日間 |
| 充電時間 | 約3時間(フル充電) |
参照元:Amazfit公式サイト(Amazfit T-Rex 3 Pro 製品ページ)
『Amazfit T-Rex 3』と『Amazfit T-Rex 3 Pro』のスペック比較
前モデル「Amazfit T-Rex 3」と、今回発売される『Amazfit T-Rex 3 Pro』との、おもなスペックの違いは下表の通りです。
素材・機能・表示性能など、全体的にT-Rex 3 Proの進化が際立っています。
Proでは筐体素材にチタン合金ベゼルとサファイアガラスを採用し、堅牢性と高級感が向上。ディスプレイも明るさ3,000nitに強化され、屋外での視認性が大きく改善されています。
さらに、Bluetooth通話やスピーカー機能、デュアルモード懐中電灯、読み上げ対応のZepp Flow、Zepp App Food Logといった便利機能が追加され、特に屋外での実用性が広がりました。
その分、価格は2万円も高くなっていますが、アウトドアでの安心感と利便性を重視するユーザーにとって、十分に価値あるアップグレード版と言えます。
価格とシンプルさを優先するならT-Rex 3、機能性と安心感を優先するならT-Rex 3 Pro という選び方になるでしょう。
▼前モデル『Amazfit T-Rex 3』のレビュー記事はコチラ
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『Amazfit T-Rex 3』レビュー、高級感があり頑丈、長寿命バッテリーと豊富な機能を備えた高性能スマートウォッチ
2025年9月6日追記 ▼後継の上位モデル『Amazfit T-Rex 3 Pro』のレビュー記事を投稿しました! 数多くのスマートウォッチを世界中にリリースしてきたAmazfit(アマズフィット)は ...
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『Amazfit T-Rex 3 Pro』のパッケージ内容
▼外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧
- ウォッチ本体
- ストラップ
- 充電アダプタ
- ユーザーマニュアル
ウォッチ本体の外観
ウォッチ本体の外観について。48×48×14mmの筐体に、円形の1.5インチAMOLEDタッチスクリーンが搭載されています。
本体部分のみの重量は、実測で約51.6g。
左側面にはスピーカー穴が用意。10ATM防水の表記も確認できます。
右側面にはブランドロゴが印字されています。全体的にゴツゴツとした無骨なデザインでかっこいいです。
ウォッチ上部(手首の奥にあたる部分)には懐中電灯が内蔵。白色光の明るさを3段階で調節できるほか、低干渉の赤色光と、緊急時に便利なSOS信号モードも搭載しています。
▼業界最高クラスの300ルクスの明るさを実現。
夜間の屋外で足元を照らしたり、手元の資料の文字を見たりする用途には、十分活用できるレベルの明るさを備えています。
裏面には各種センサーと充電端子が用意。
ストラップは液体シリコン製。軽量かつ耐久性に優れています。
▼ストラップを装着した状態
ストラップを装着した状態の重さは、実測で約75g。
『Amazfit T-Rex 3』と『Amazfit T-Rex 3 Pro』の外観比較
前モデル「Amazfit T-Rex 3」(画像右)と『Amazfit T-Rex 3 Pro』(画像左)のデザインを比べてみます。
ぱっと見ではデザインに大きな違いはなく、シルエットもほぼ同じです。
しかし、T-Rex 3 Proはベゼルとボタンに「チタン合金(Grade 5)」を採用。近くで見ると美しい金属光沢が際立ち、T-Rex 3のステンレススチールと比べると、より高級感とタフさが際立った質感が感じられます。
▼T-Rex 3 Proのサファイアガラスは透明感が高い反面、指紋や皮脂が目立ちやすい点がネック。
T-Rex 3 Proには懐中電灯や大きなスピーカー穴が備わっており、細部においてT-Rex 3とはいくつかの違いが見られます。
同梱ストラップについては、T-Rex 3 Pro(左)はシンプルで無地なのに対し、T-Rex 3(右)には地層を思わせる波状のラインが施されています。
ストラップに関して、T-Rex 3では脱着に付属のストラップアダプターを使う必要がありました。一方、T-Rex 3 Proではクイックリリース式を採用し、付け根のレバーを引くことでスムーズかつ簡単な脱着が可能になりました。個人的には嬉しい改善点です。
重量はT-Rex 3 Proの方が約7g重いものの、実際に装着してみるとその差を体感することはほとんどありません。
総じて、2モデルのデザインに大きな差はありませんが、細部に目を向けると価格に見合った機構上の違い・改善点がいくつか確認できました。
『Amazfit T-Rex 3 Pro』の装着感
Amazfit T-Rex 3 Proは、タフネスウォッチらしい存在感のあるサイズ感ながら、実際に腕に装着してみると意外なほど快適です。重量はT-Rex 3より約7g重いものの、手首にずっしりと負担がかかるような印象はなく、長時間の着用でも気になりにくい仕上がりになっています。
液体シリコン製のストラップは肌あたりが柔らかく、フィット感が高いです。運動中の汗や水濡れにも強く、アウトドアやスポーツシーンでも安心して使えます。
ピンバックル式で締め付け感の調節も容易。日常的に着けっぱなしにしてもストレスは少ないでしょう。
また、10ATMの防水規格で設計されているため、装着した状態で手洗いを行ったり、シャワーを浴びたり、プールに入っても問題ありません。
公式アプリのインストールでスマホと同期
本製品の利用を開始する際は、スマートウォッチと連携したいスマホやタブレット端末へ、事前に公式アプリをインストールしておく必要があります。
▼公式アプリ(iOS・Android対応)
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ペアリングが完了すると、端末アプリ上でスマートウォッチの状態を確認したり、データの分析や機能のカスタマイズなどができるようになります。
▼アプリのメイン画面。
ウォッチフェイスの変更も可能。無料と有料のテーマが用意されていますが、無料でも十分にクオリティの高いデザインが揃っています。
マイク&スピーカー内蔵で音楽再生・通話に対応
Amazfit T-Rex 3 Proは、マイクとスピーカーを本体に内蔵しているため、スタンドアローンでの音楽再生や、ウォッチ越しの音声通話が可能です。
内蔵ストレージも32GB分用意されているので、お気に入りの楽曲をウォッチ本体に保存しておけば、Bluetoothイヤホンに接続することでランニングやウォーキング中もスマホ不要で音楽を楽しめます。
▼ウォッチ上で音楽を再生している様子
スピーカーの音圧は強め。中~高音域の音はクリアに響き、内蔵マイクの収音性も高いため、ウォッチ越しの通話時に聴き取りづらさやストレスを感じることはありませんでした。
両手がふさがっている時に着信があっても対応できる点は、実際に使っていても様々な場面で非常に便利に感じました。
Zepp OS 5.0搭載で豊富な機能を利用可能
Amazfit T-Rex 3 Proには最新のZepp OS 5.0が搭載されています。
直感的で軽快なUIにより、ナビゲーションや設定操作がスムーズに行えるだけでなく、非常に豊富な機能を利用できます。
Zepp Flow(AI音声操作でハンズフリー活用)
本機はOpenAIのGPT-4o技術を搭載した「Zepp Flow」を内蔵しており、音声でスマートウォッチを自在に操作できます。
ウォッチの内蔵マイクに、利用したい機能や調べたいことを話しかけることで、AIが最適な機能を案内してくれます。
例えば、天気の確認やアラーム設定、ワークアウトの開始などを声だけで操作できるため、手がふさがっている登山中やランニング中でもスムーズに利用できます。応答はスピーディで、求めている機能を即座に案内してくれます。
また、日常生活のちょっとした疑問に対しても、的確かつ親身に回答してくれます。
まるで相棒が常にそばに居るような感覚になるので、一人で登山やハイキングしている時にも、孤独感を紛らわせることができるでしょう。
Zepp App Food Log(食事を撮影するだけで栄養管理)
Zeppアプリでは、最新の「ゼップアプリ食事記録機能」を利用できます。
これは、食事の写真を撮影・登録するだけでカロリーや栄養素の推定値が自動計算され、食事管理がグッと手軽になるという便利機能です。しかもAmazfitのスマートウォッチがあれば、追加料金や月額費用は不要。コストをかけずに始められるのが大きな魅力です。
- 詳細はコチラ:ゼップアプリ食事記録機能
カロリーを登録する方法は、以下の3通りあります。
カロリー登録方法
- テキストで食事を記録(音声入力も可)
- カメラで食事を撮影して記録
- バーコードを撮影して記録
食品の裏面の記載などから、すでに具体的なカロリー数が分かっている場合は、テキストで記録する方法が最も確実です。
▼食べた時間帯と食べ物の名前、カロリー値を記録。
もしも、自前で料理するなどして具体的なカロリー値が不明な場合、アプリからスマホカメラを起動して撮影することで、AIが自動的にカロリー値を測定します。
食事を撮影すると、数秒後にカロリーの自動測定が完了。
炭水化物やたんぱく質、脂質など、成分比率まで算出されます。
記録したカロリーは毎日保存されていき、接種目標や活動量などと比べることが可能。食事の面から、日々の健康を意識できるようになります。
▼AIによる食事分析の結果も得られます。
食事内容から自身に足りない栄養素等を把握することで、次回からの食事内容に気を付けることができるでしょう。
オフラインマップ & ルートナビゲーション
Amazfit T-Rex 3 Proのアウトドアウォッチとしての大きな特徴のひとつが、オフラインマップとルートナビゲーション機能です。事前にマップをウォッチ本体にマップデータをダウンロードしておけば、スマートフォンが圏外でもウォッチ上で現在地を確認しつつ、ルート案内を受けることができます。
マップデータはアプリ経由でダウンロード可能。ベースマップ・スキーマップ・コンターマップの3種類から選択できます。
マップの種類
- ベースマップ:ランニングやウォーキングなどで使用する、道路や基本的な地形が表示されたマップ
- スキーマップ:世界10,000箇所以上のゲレンデに対応し、スキー場のコースを表示するマップ
- コンターマップ:等高線の記載のある、登山向けのマップ
ダウンロードしたマップデータをウォッチ上で呼び出せば、スマホの地図アプリのように現在地を確認したり、特定の場所へのルートナビゲーション機能を利用できます。
ベースマップに加え、等高線が表示されるコンターマップやスキーリゾート専用マップにも対応しているので、登山・トレイルラン・スキーなどアクティビティに合わせて地図を切り替えて使えるのも魅力です。
なお、本機はゴルフマップには対応していません。ゴルフ場での詳細なコースマップを利用したい方には、同ブランドの『Amazfit Balance 2』をおすすめします。
▼『Amazfit Balance 2』のレビュー記事はコチラ
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『Amazfit Balance 2』レビュー!21日間バッテリー持続&ゴルフモード対応のハイスペックスマートウォッチ
数多くのスマートウォッチを世界中にリリースしてきたAmazfit(アマズフィット)は、2025年6月24日(火)に同ブランドの最新モデルとして『Amazfit Balance 2』をリリースしました! ...
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YAMAP(ヤマップ)・ヤマレコで作成したGPXデータを使用可能
Amazfit T-Rex 3 Proでは、登山好きの御用達アプリである YAMAP(ヤマップ) や ヤマレコ で作成したGPXデータをインポートして利用できます。
▼YAMAPのマップ管理画面
こちらも、あらかじめZeppアプリ経由でウォッチに取り込むことで、オフラインマップ上でルートを表示し、ターンバイターン方式によるナビゲーションも可能です。
普段からこれらの登山アプリを使っている方にとっては、慣れ親しんだルートをそのまま活用できるため、安心感と利便性が大きく高まります。
実際に低山でナビゲーション機能を試してみた
実際に近所の低山に出向き、ナビゲーション機能等を試してみました。
当日はあいにくの雨天でしたが、優れた防水性能のおかげで、雨水がどれだけウォッチにかかっても安心して利用することができました。
低山の歩行者ルートの入り口で「クライミングモード」を起動。事前にダウンロードしておいたオフラインマップを呼び出し、山頂までのルートナビゲーションを開始しました。
木の生い茂る山中にもかかわらず、位置測位は正確かつスピーディに行われ、マップ上の現在地がリアルタイムで追従していきます。
分岐や急カーブに差し掛かると、画面上に矢印と距離が表示され、進むべき方向を即座に確認できます。紙地図やスマホを取り出す必要がなく、手首を見るだけでルートを確認できるのは非常に快適でした。
▼道程の高度情報も確認可能
登山道の細かな分岐や林道でもナビゲーション精度は高く、正しいルートへ誘導してくれるため、道に迷うのを防いでくれます。
また、画面の明るさは最大3,000nitに対応しているため、日差しの強い山頂付近でも画面の見づらさを感じることはありませんでした。前モデル「Amazfit T-Rex 3」の輝度は最大2,000nitであったため、実際に見比べると、屋外での画面の視認性が圧倒的に向上しているのが分かります。
今回のレビューで訪れた低山は、初めて足を踏み入れる場所でしたが、T-Rex 3 Proのナビゲーションのおかげで迷うことなく山頂までたどり着くことができました。
▼ワークアウトデータはアプリに同期され、いつでも過去の記録を閲覧可能。登山ルートやペース配分を見直すことで、今後の改善に繋げられます。
本機は、登山やハイキングなどに従事する方だけでなく、これからアウトドアアクティビティに挑戦したい方にとっても、頼もしい相棒となってくれるでしょう。
24時間365日の健康モニタリング機能
Amazfit T-Rex 3 Proは健康モニタリング機能も完備しており、ストレス・睡眠・心拍数・血中酸素飽和濃度などの数値を24時間監視(トラッキング)し、データとして可視化・保存しておくことができます。
▼自身の健康パラメータをワンタップで簡単に計測。
日々の健康状態が可視化されることで、体調管理を意識することができ、生活習慣を正すことで健康促進にもつながります。
▼アプリ上では、より詳細な健康データを閲覧できます。
上記で紹介した以外にも、ストレス管理機能や、女性の方向けに生理周期の記録機能なども用意されています。
本製品を使いこなすことで、日々の健康習慣を改善・向上につなげることができるでしょう。
外部アカウントとの連携も可能
Zeppアプリはヘルスケアやadidas Running、Stravaといったサードアプリアカウントとの連携に対応しており、今までに記録してきた健康データ、運動データを共有できます。
複数アカウント間で健康管理データを共有したい場合には便利です。
「Zepp Aura」機能を利用可能
アプリから、「Zepp Aura」機能を利用できます。
「Zepp Aura」とは、音の健康効果とAI技術を組み合わせ、リアルタイムで個人に合わせた音風景を提供し、ユーザーが睡眠、休息、集中し、最終的にはより良いホリスティックな健康を実現するのを支援するサービスです。
▼AIを駆使して個人に合わせた音楽を作成し、素早く眠りに就くのをサポートし、睡眠品質の改善を図ります。
なお、Zepp Auraを利用するためには有料サブスクリプションへの登録が必要です(新規ユーザー限定で、最大14日間の無料特典が用意)。
日々のストレスを軽減したい方、睡眠の質を改善したい方は、まず無料特典から利用することをおすすめします。
3週間以上長持ちするバッテリー
Amazfit T-Rex 3 Proは700mAhバッテリーを内蔵しており、最大26.6日間ものあいだ、充電なしの連続使用が可能です。
本記事執筆時点で、実際にT-Rex 3 Proを満充電状態から18日間連続で使用していますが、いまだに33%のバッテリー残量があります(AODオフ・画面明るさ50%程度)。よほどヘビーに利用しなければ、3週間以上は余裕で使い続けることができるでしょう。
いちいち頻繁に充電する必要がない点は実に便利です。
なお充電スピードも素早く、2~3時間ほど給電を行うことで満充電まであっという間に回復させることが可能です。
『Amazfit T-Rex 3 Pro』の良かった点・悪かった点
実際に『Amazfit T-Rex 3 Pro』を使って感じた「良かった点・悪かった点」は以下の通りです。
良かった点
- 高級感のある筐体素材
- アウトドア用途に最適化された、無骨でかっこいいデザイン
- 優れた防水防塵・耐衝撃仕様
- 高精度の位置トラッキングが可能
- Zepp OS搭載で非常に豊富な機能を利用可能
- マイク&スピーカー内蔵
- 3,000nitsの高輝度で屋外でも視認性良好
- フラッシュライト搭載
- 高度な健康トラッキング機能が用意
- 3週間以上持続可能なバッテリー
悪かった点
- T-Rex 3と比べて約2万円も高い
- ゴルフ機能は非対応
- 画面上の指紋や皮脂が目立ちやすい(保護フィルムの貼り付けを推奨)
よくある質問(FAQ)



総評:前モデルから素材・機能・実用性のすべてが進化したアウトドア向けスマートウォッチ
『Amazfit T-Rex 3 Pro』は、前モデルから素材・機能・実用性のすべてが進化したアウトドア向けスマートウォッチです。
チタン合金ベゼルやサファイアガラスによる高級感と頑丈さ、最大3,000nitの明るいディスプレイ、さらにオフラインマップやYAMAP・ヤマレコ連携など、登山やアウトドアシーンで役立つ機能がしっかり搭載されています。
また、T-Rex 3とは異なりマイク&スピーカーを内蔵することで、Bluetooth通話・音楽再生・AIアシスタント「Zepp Flow」など日常生活を便利にする機能を利用できるようになりました。バッテリーは一般的な使用頻度で3週間以上持つため、頻繁に充電する煩わしさもありません。
一方で、価格は前モデルより2万円高く、購入のハードルは上がったと言えます。ゴルフマップ非対応など一部の用途では不向きな点もあります。ただし、アウトドアでの安心感や利便性を求める方にとっては、それだけの価値を十分に感じられる一台となっています。
コストを重視するならT-Rex 3、マイク&スピーカー機能や懐中電灯機能、画面明るさ向上など屋外使用の快適さを重視するならT-Rex 3 Proがおすすめです。
T-Rexシリーズは、相変わらず素晴らしい完成度を誇るウォッチだと再認識できました。
▼YouTubeにショート動画を投稿しました!使用感はこちらでもご確認いただけます。
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